タニサンクラフトは商品設計までするメーカーなので、当然ながら他社製品を取り寄せて手に取って使ってみて検証し、良い点や悪い点を全て把握できるように努めています。
特に竿掛けは各メーカーさんで特色があるので面白いのです。
底物用の物以外であれば日本で手に入る物はほとんどテストしているような気がします。いずれも一長一短があるからものすごく勉強になっていましたが、そろそろ経験値がカンスト状態に達してきた感があるので打ち止めと思われます。
いろいろ眺めているとポジティブな感想としては大抵この値段で作れる生産規模がすごいなという物、特に第一精工さんのような大手メーカーさんの竿受け等にあるこの部分。
これってタニサンクラフト程度の生産規模で作るととんでもない価格になってしまうのです。
樹脂は嫌なのでステンレスでこれだけ細かいピッチの物をきれいに作ろうと思ったら絶望的価格になります。
こんな憧れにも近い感情を抱きつつ、
大抵は下記いずれかのネガティブな感想の最低でもどれかひとつは抱いて終了。
- 竿とかリールに傷が付くじゃん。
- 抜き差しで竿がぶつかってストレス。
- 抜き差ししづらい。
- 無駄に重い。
- でかい。
- 弱すぎる。
- 重くて長い竿じゃないと使い物にならない。
- 細い竿には対応してないな。
- 動いてほしくないところが動いてしまう。
- メンテナンスできないじゃん、ここが削れただけで買い替え?
- ここが壊れるでしょ。
- こんな作り方をしたら3年も持たないんじゃない?
- 作りが悪すぎるでしょ!
- シンプルじゃない。
- 鉄か…。
- アルミとステンレスの組み合わせをしちゃダメだよ。
- これって中国で売ってるやつじゃん!(中堅どころのブランドだと普通にOEMしてます。)
久しぶりに面白い物を見つけたので研究素材としてお取り寄せ。
竿受け本体は最低品質、参考にすべきところはゼロだったため悲しい思いをしつつフリマ出品や友人プレゼントせず処分、これについては画像を載せると特定されてしまうという問題があるので伏せておきます。
ピトンだけが残った。
チャイナOEMやチャイナ仕入れだとあるあるな二股のピトン、土に直接差し込む前提なのでこのような形になっているらしいが、把持力皆無なやつ。

実用上は問題無いレベルだけど溶接が曲がっていますな、タニサンクラフトなら採用不可です。
鉄だね、クロメート(メッキ)かな?、浅めローレット、当然タニサンクラフトなら採用不可。

溶接はアーク?、それはいいんだけど、強めですが点付けしかしていないし隙間がある、これだと水が溜まるのでかなり錆びやすくなるかな、ある程度まで錆びたら突然ポロリコースなので海で使い込んだら泣きを見ますよ。

切ってローレットして面取りすらしてない、生理的に無理。

ここまで文句ばかり書き連ねましたが基本的には細かい事を言わない限りアリ、当然激安なのでコスパ的にもアリ、チャイナでなければここまでお安く作る事はできないでしょうっていう驚異。
釣りに行く頻度が低くて毎回水洗いして完全乾燥させていられる時間が長い人なら多分数年は使えます。
しかしながら、これから長期間付き合っていくはずの趣味の道具で細かい事を言わないなんてタニサンクラフト的感覚だとありえない。
という訳でして、タニサンクラフトをお選びになる皆様のストライクゾーンからは完全に外れていると思って記事にしてみました、
それにしてもタニサンクラフトが他社製品をここまでコケにしたのは初めてではないでしょうか。
だって・・・
手抜きしすぎでしょ!
もう少しだけでいいから真面目に作ろうよ!