我がミニボートはオーガニックボート社のタフボーイ、結構お気に入りなのですが一つだけ問題があります。
船べり形状が丸いのです!部品を取り付けようとしてもいまいちしっくりいかないのです。
第一精工さんのチビラークを買ってきたのですが全く取り付けられない!何も考えずに買ってしまった事がバレバレ。

仕方なくミニラークも買ってきたのですがこれまた取付できない!


ダメだこりゃ!こんなところを締め付けたらボートが砕けちゃう。
仕方なくストレートパイプに取り付ける事にしました、それにあたり用意したのはラーク900用ベースセット、付属のネジとかパッキンは使いません。

これを付ければチビラークがラーク900に変身します。巨大なクランプ部分が無くなるので非常にシンプルになりますな。

ラーク900用ピトンアダプターを使って早速船体に取り付けてみるとこんな感じ、いいでしょ?ものすごく使いやすかったですよ。

このまま商品画像にすると分かり辛いので、商品画像はこんな状態。

クーラーボックスにも取り付けられるね、竿は下に向けられないけど竿を下に向けない用途ならアリかな。
という訳でございましてまたもや自分が欲しい釣り具を商品にしてみました、ラーク900用ピトンアダプター、これは今のところ少量生産品なのでそんなに安く作れませんでした、需要があるとは思えなくて…、竿掛けに竿を掛けたまま放置れる方にはかなり良いでしょうけど。
ボートに取り付けてみたところ気付いてしまいました、これって部品が多過ぎないか?って。
トップコーナーピトンホルダー+ストレートパイプ150~160mm+ラーク900用ピトンアダプター、
ハイグリップLOWクランクやピトン分岐ステーを組み合わせると釣り座の自由度が増えるし、高さ調整もできるというメリットはあるけど結構なコストがかかってしまう。
発売する前から対策品の製作も決定してしまいました、ラーク900用船べりステー。

変な形の船べりにも直接取り付けできるラーク900用船べりステー、シンプルでしょ?これなら幅の狭い船べりだって大丈夫だし、クランプを強く締め込み過ぎてボートが砕ける事も無いし。
マニアックだ…、絶対売れない、でもね、ワタクシが欲しかったのですよ、1個だけしか作らなかったらとんでもない値段になってしまうので多めに作って商品にしてしまおうという安直な発想。
これも少量生産品です。
ラーク900用ピトンアダプターとラーク900用船べりステーは両方ともラーク900専用品。
ミニラークって結構ゴツイですしクランプ部を簡単に分離できないので作りませんでした。
本当はね、ボートでも両軸用ライト竿受けRev2を使っていたのですよ、竿抜き速度は速いし、セットも楽、ちょっと位のうねりでも問題無く使える。
特性を理解して慣れていれば問題は無いのですが竿抜き速度を向上させるために竿尻が横方向へも素早く抜けるようになっているため、波などの外的要素の強いボートでは万人にお勧めできるものではなかったのです。
以前のミニボート釣行の際、仲間のボートに同乗させてもらった時の事、彼はラークシリーズのちょっと大きなモデルを使用していて、その取り付けに木のベースを使用していた、大きすぎるとボヤいていた。
ワタクシはとりあえず自前の受け太郎をこれまた木のベースに取り付けて使っていた、置き竿で60センチ超のマダイが掛かった時の歪みが強烈だった、以降は手持ちで釣りを続けて…。
アイディアが降りてきたのですよ、この気づきを与えてくれた釣り仲間に感謝。
早くラフスケッチをしたくなってその後は全く釣りに集中できなくなってしまいましたが…、集中力が切れていたのにでかいのが釣れましたけど…。
だいぶ前にボートでも使いやすくて確実に竿が落下しなくて…というのを設計開始したもののギブアップしていました、ボートってとんでもなく軽くて短い竿も使うのです。竿の自重を利用した竿受けは余程の小細工をしないと安定感に欠けるし、コマセ詰め作業時には下方向の荷重が完全に抜けたうえ、横荷重が掛かって竿が浮き上がる事すらある。
久しぶりに物置の奥から以前に買い集めた他社製の竿受けを引っ張り出してきてシミュレーションしてみると予想していた通りの結果が、ピトンに取り付けられる竿受けで軽くて細い竿でも安定して使える竿受けは石鯛用のゴツイ物も一部以外は存在していないのでは?と思える程の結果になってしまった、前差しタイプの安定していると思われがちな遠投カゴ釣りでメジャーな他社製商品すら何度シミュレーションしてもダメダメ、竿の自重と太さって竿受けとの相性にとっては非常に重要な要素という事を再認識。
お手持ちの竿受けで太くて長い物から細くて短い物までいろいろな竿でいろいろな方向に動かしたりする実験をするとわかりやすいですよ。
この後に数日間考えたうえでの結論、やはり揺れて荷重変化の激しいボートには船用のロッドキーパーが一番、カヤック用のロッドホルダーは安定感がある物の抜き差しがかったるくて使ってられない、ミニボートでは大きなロッドキーパーは明らかにオーバースペック。
設計者的には敗北ですが竿受け本体は第一精工さんのラーク900(ミニラーク)を利用させてもらう事にしました、どこの釣具屋さんでも売ってるので入手しやすいからね、慣れないと竿のセットは手間取ったりすることもあるらしいのですが固定力は高いですから。
ちょっとくやしい新商品開発でございました。
