今から28年前、青森県から23歳で長野県へ戻ってきてすぐに渓流釣りを辞めてしまった、人口密度が高過ぎて源流を一本丸ごと独り占めとか夢のまた夢状態だし、マナーの無いおっさんが偉そうに講釈をたれてくるし、漁協がとんでもない量のニジマスやブラウンを放流して釣り堀化させているのを知りアホらしくなって辞めてしまっていた。

それから25年が経過し、エリアトラウトなんていうエンタメ産業を経験してちょっとだけ考え方が変わってきた、管理釣り場という釣り堀にガチ釣り師が真剣に向かい合っている姿を見て、天然の魚の量に対して釣り師が多過ぎるので諸々の事象が全て仕方がないとモヤモヤしつつも許容できるようになってきたのです。

エリアトラウトの奥深さの片鱗だけ感じ取れるようになったので考え方を柔軟に変えられるようになったといった方が正しいかも。

ワタクシの自宅は長野県北部、行こうと思える管理釣り場までは高速を使って1時間、下道なら1時間30分、管理釣り場にたどり着くまでに有名な本流・中流・渓流を数えきれない程スルーする事になる。

まだ2回しか管理釣り場へ通っていないが、運転嫌いなワタクシにはモヤモヤとした気持ちが沸々と。

短時間遊ぶだけなら近所の川で済ませた方がいいよな、釣れなくてもいいから午後の暖かい時間だけとか、朝の涼しい時間だけという贅沢な時間の使い方ができる。

そんな事を考え始めている時に黄色いお店へ行ったらこんなものを発見してしまった。

4pcフライロッド 2200円
ライン付きリール 2200円
アルミロッドケース 59円

フライロッドなんて#3・#5/6・#6バスバグ・#7/8番と一通り持ってはいるのですがパックロッドを持っていなかったので飛びついてしまった。

ロッドはダイコーの7’6″の#4、スネークガイドを使っていないという珍しい奴、#4にしてはだいぶベナベナ感強め、腰が抜けているのかも。

リールはバレーヒルの入門用セットに入っていたであろう奴、巻き取り側にクリックが無いのでロッドを振っていたら勝手に巻き込んでしまいそうな感じ、ラインの号数は不明だけど多分DT2かDT3、コーティングはしなやかなのでまだしばらく使えそう。

メルカリでベストも新調。

メルカリ2000円でORVIS、高級品でございます。
チャイナって書いてあるから廉価品とかフェイクかも知れないけど。
痩せたので数年ぶりにMサイズを購入、着れた、防寒着の上からは着れないと思われるが。

フライはとりあえず学生時代に作った約30年前の物を引っ張り出してきた、出来は良くないが実用に耐えるレベル。

さあ!これで来春の解禁まで待つのみ!!

という風にはならないのがワタクシの悪い所。

すぐにオモチャが欲しくなっちゃう。

欲望は抑えられなかった、バイスを購入、バイスなんて持っているのにどうしてもペデスタルが欲しくなってしまったのと、真鍮の金色が物欲に刺さってしまった。激安の5100円。

予想はしていたものの当然ながらフライマテリアルも買ってしまった。

色々な手段でかき集めちゃった、合計金額がいくらかなんてさっぱり覚えていない、今まですっかり忘れていた、フライフィッシングってイニシャルコストが最もかかるのはフライマテリアルだった事を。
アホみたいに高いじゃないか…、黄色いお店の物を含んでいるとはいえ結構高級なマテリアルを大人買いしてしまったので仕方が無いけど。

そもそも#2のハックルを3枚だとかゴールデンフェザント(金鶏)の半身をいきなり購入とか…、愚か者の所業だ。

それなりに満足したところで気付いてしまった、今のワタクシにフライを巻いている時間なんてあるのか?