大丈夫、取り付けられるはずなのです・・・が保証はできません、すべての高級な真空パネルタイプのクーラーボックスを分解して調査するわけにはいかないですし、真空パネルの外側は発泡ウレタン注入なので個体差が読み切れないのです。
これがシマノの一番真空断熱層が分厚いウルトラプレミアム、とんでもなく重いクーラーボックス。
真空断熱材の外側に発砲ウレタン層があるのである程度までならねじが刺さっても大丈夫、要は真空断熱材に刺さらなければ良いのです。
しかし・・・シマノさんはウレタン層の厚さ(ねじ込める深さ)についての開示をされていませんので・・・タニサンクラフトとしてはウルトラプレミアムにネジを入れるのは怖いかな、大丈夫とは言い切れません、断面を見る限りだと大丈夫そうなのですが…。
プレミアムやリミテッドでしたら大丈夫だと思われます。
真空パネルがあってもベイシスは底面1面ですので問題無く、ライトは真空ではありませんのでもちろん可です。
これはダイワ、
最近発売されたZSS-EX、これはダイワで真空断熱材が最も分厚いけど発泡ウレタン層も厚いので大丈夫、ダイワのCPシリーズというクーラーボックス用オプションが取り付けられるものでしたら安心してご利用ください、公式でねじ込みのオプションがあり、クーラーボックス用ピトンホルダーに付属するネジはCPシリーズとねじ込み深さが同等になっております。
DAIWA : CPシリーズ対応機種一覧表 – Web siteリストで×が付いている物はCPシリーズの寸法的に付けられない物を指しているようです。
真空断熱材とはグラスウールをアルミパックに入れて真空引きしただけの物なのですが、ガラス繊維を圧縮してしまっているのでやたらと重い、私はもう二度と買わないかな・・・、離島遠征など開け閉め回数の少ないストック用途で持ち運びもあまりしないならアリだと思いますけど。
真空断熱層外側のパックを突き破ると画像のように膨らんできます。メーカー修理は不可能だったはず。
突き破ってしまった場合、かなりのテクニックと設備さえあれば何とかなります。かなり大きめな厚手の袋に建材用の断熱材を入れて真空ポンプで吸引し、溶着で封をして真空断熱材を作り2液性発泡ウレタンを流し込むのです。
中古のコールマン製をベースに私がやってみた時は異常なまでに重くなり歪みがひどく、悲惨な外見になってしまったのでお勧めはしません、しっかりとした型を用意しないと2液性発泡ウレタンの膨張力を押さえ切れないのです。